先日、ギリシャでは国民投票の結果、財政緊縮策が否決された。
よって、ギリシャも前々から言われていたことではありますが、ついに財政破綻が鮮明になってきました。

ニュースでは、銀行に長蛇の列ができ預金だったり、年金を引き出す人達がいっぱい並んでいるとのこと。

ギリシャ人の中にも、
(1)銀行業務停止を想定して何年も前から準備し、対策をしてきた人(他国に資産を移していた人)
(2)銀行業務停止前に探知してあわてて預金を引き下ろし、何とか手元に現金を持つことが出来た人
(3)現金の引き下ろしが出来なくなり、茫然と立ちすくんでいる人

大別してこの3つに分かれるかと思いますが、(1)をされていた方はごくわずか、(2)もそう多くはなく、大多数の方が(3)ではないかと思います。

この違いは何なのか!?
あとで、結論を述べますが、その前に皆さんの記憶に新しい預金封鎖→財政破綻としてはジンバブエがありました。デフレに慣れきった日本においては、1枚の紙幣が何億札になるなんて考えられませんがジンバブエでは実際に起こりました。

(概略)
2008年7月16日、ジンバブエ中央銀行総裁は年間インフレ率が220万%に達したと発表
2008年10月には年間インフレ率は2億3100万%と報道
2008年に5000億%のハイパーインフレを経験
2009年からジンバブエは自国通貨を使用停止、代わりに米ドルを使用
※米ドルとの交換レートは、残高が17.5京ジンバブエドルまでの銀行口座に対し、受け取れるのはわずか5米ドル(約620円)。これを超える残高については、3.5京ジンバブエドルに対して、たった1米ドルに交換されました。

まあ、日本ではハイパーインフレは起こりにくいかもしれませんが、備えあれば憂いなしです。

というのも、4月に話題に上がったバーゼル銀行監督委員会は、国債の金利が突然上昇(価格は下落)て損失が出ても経営に影響が出ないようにする新規制を2016年にもまとめることになっています。
適用は2019年以降になる見通しですが、銀行は前倒しで国債の売却などを検討する可能性があります。

今まで日本国債は国債評価リスクゼロルールに基づき、リスクがないものとして取り扱ってきました。
※日銀総裁が、国債の将来リスクについて言及したとのコメントがあったようですが議事録からは削除されていたとの報道がありましたが、国債は今後リスク商品として取り扱いされる可能性が大です。

ですが、上記の内容より国債価格が下落して、長期金利の上昇、もちろん住宅ローンにも影響します。

いずれにしても、様々なことを踏まえて、何かしらの対策が必要になってきますが、現実的には対策をする人・しない人がいるのも事実であり

対策をする人:対策をしない人=2:8

くらいではないでしょうか。

この比率はファイナンシャルリテラシーを含めた情報について日々、学んでいる者と学んでいない者の差であり、今後更に情報格差が開いていくと思います。

学んでいるものは、自然と情報収集のアンテナが張られ、ニュース等であるキーワードが流れると探知することが出来ます。

学んでいない者は、同じキーワードがニュース等で流れても、聞き流してしまい探知できない。
具体的に言うと、ニュースではなく、お笑い番組のみを見ているひとも入ります。人生において、笑いは重要ですが、お笑い・ゴシップのみではファイナンシャルリテラシーは何も学べません。
サラリーマンにおいても、人から言われたことだけをしている人は何も学んでいないのと同様です。

話が長くなってしまいましたが、結論としては、”常日頃から、学ぶ姿勢をもち、アンテナをを張って、将来のことを様々な要因を含めた、シナリオを想定し、リスクマネージメントをする”と言う、頭を使っていると言うこと。

ほんとに、これだけだと思います。

本倶楽部及び本記事を読まれている方々は、今からでも遅くないので準備を進めてみてはどうでしょうか?
※ちなみに自分は、もう10年くらい前から、数カ国に資産を分散しています。